ペットの躾は飼い主の責任

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 待ちわびていた男の指で執拗にくすぐられる。奥へと誘うように、自然と膝頭が離れていく。 「どのくらい、したんだい。ああ、ローションの減り具合でわかるな」 「やあっ!」 「恥ずかしい? ここを、自分でしたことが?」 「だ、だってぇ」  涙目のリックがさらに目を潤ませても、鳴上は容赦ない。 「出してごらん。どのくらい使ったのか、確かめてあげるから」  有無を言わせない口調に逆らえず、布団から腕を伸ばして、持ちこんでいたボトルを手渡す。 「ふうん。そんなに減ってないな。じゃあ、ココが疼いてしょうがないだろう?」  鳴上は大量のローションを手のひらにとって温めると、大きく広げた秘所へ塗りこめていった。 「んっ、んうぅ……、あ、ああッ」  濡れた指が出入りするたびに下腹部がきゅんと疼いて、たちあがったものがひくひくと震える。  男にされている行為のあまりの卑猥さに目眩がする。けれど、これを待っていた。 「リック。いま、どんな風になってる?」  折り曲げた指で肉襞を引っかかれ、陶然となっていた顔に鳴上の息がかかる。 「え、あ、やだぁ」 「いまさら羞じらっても駄目。口に出して教えてくれないと」 「……なか、くちゅくちゅ、されてる」 「いじられるのが好きなんだ?」 「あぁ、すきぃ、すごい、イイ」 「じゃあ、ちゃんと口で言って。どこをいじられて、どうなってるのか」  鳴上は楽しげな口調で残酷な命令をくだす。男の本気を知って、リックの顔はさらに燃え上がった。 「は、はずかしい、やぁ……」 「じゃあ、やめようか」  抜け落ちていく指に擦られて、リックの全身がわななく。
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