時東《ときとう》飛羽《とわ》編

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3人で固まって陳列棚を見て回っていると 日本の商品とは違ってカラフルだし メイドインオーストラリアの商品が多い。 現地生産商品が多くて お土産にしても良さそうなのばかり。 「曽根さん、TimTamの大袋売ってますよ。 秘書室のお土産に良さそう」 「個包装になってるから、いいな。 バナナ味とエスプレッソマティーニが限定だってよ」 オーストラリアのお土産と言ったらこれ、と うちの総務課で定番だけど人気のお菓子。 日本でも買えるようにはなったが 現地スーパーとのコラボ商品は売ってない。 「お土産、これで決まりだな」 「はい。ちょっと多めに買って行こう」 「どうせお前がほとんど食うんだしな」 「でへへ・・・」 秘書室に常にいるのは飛羽と課長だけ。 課長は1個食べればもういらないらしいから 残ったのは飛羽のお腹の中に・・・ ウッシッシ。
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