時東《ときとう》飛羽《とわ》編

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満里恵もモテる遼クンとの付き合いで いろんなことをがあったけど今は幸せそう。 会える時間が少ないらしいけど 絶対に会えると思ってるからガマンできている。 飛羽は柊理がいなくなっても我慢ができるか。 会える保証がないからおそらく、無理。 だから追い出せずに二の足を踏んでしまうんだ。 こんな関係ではいけないとわかってても 柊理が家に来た当時のようには追い出せない。 自分から出て行ってくれるのを待つのか。 それはそれで・・・・苦しい。 どっちつかずで答えが出ない。 恋愛で苦しい思いをすることがあるなんて 自分でも想像したこともなかった。 こんなに苦しい思いをするのなら 柊理に対する気持ちに気が付かない方が良かった。 でも気が付いちゃったんだもん。 だったら自分でちゃんとケジメをつけなきゃ。 トボトボした足取りで 自分の家に向かって歩いた。
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