時東《ときとう》飛羽《とわ》編

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「じゃあ、満里恵にも会った?」 「会ったよ。 アイツは俺を覚えてたみたいだけど 俺はアイツのことは覚えてないなぁ」 「満里恵が?覚えてた?」 「ああ。俺の顔を見て 柊理だろ!って呼び捨てしやがったぞ」 首をひねって教えてくれたけど 満里恵は覚えてたんじゃなくて 飛羽から話しを聞いてたから知ってただけだ。 別に訂正はしなかったけどさ。 自分のことをネタにされて 酒のつまみにされてたと聞かされれば きっと不愉快な気分だろう。 ってことは 私は柊理に家まで連れて帰ってもらって・・・ それからは? あれ? こいつはどこで寝たんだ?
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