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かぁーッと血流が身体中を駆け巡り
飛羽の頭のてっぺんからつま先まで
一気に熱を発して熱くなった。
「柊ぅ理ぃー!」
階下で大声で叫びながら
ドタドタと階段を駆け上がると
「やいコラ!勝手に入って来てんじゃ・・・」
「・・・・・・・・・・」
威勢よく兄貴の部屋に突入するも
スヤスヤと眠る柊理の寝顔を見て
一気に熱が冷めた。
起きてる時は歳よりも上に見えるのに
寝顔が年相応、もしくは若者に見える。
こいつ、結構いい顔をしているんじゃね?
今更だけど柊理の顔をマジマジと見つめた。
「んっ・・・・・」
「やべっ!」
柊理が寝返りを打つと
飛羽は慌てた。
別にやましい事なんてしてないけど
イケないことをしていると勘違いしそう。
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