時東《ときとう》飛羽《とわ》編

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「まだ独りぼっちって言う そう言う感覚がないんですよね」 「そうか・・・。これから襲って来るのかな?」 「いや・・・・。ずっと来ない気もする」 「飛羽ちゃんったら・・・」 柊理の情報を一切伝えていないから 北条さんは飛羽が一人ぼっちになったと思ってる。 強がってるとでも思われたのか 哀れんでくれてるようだ。 そんな顔をして飛羽を見られた。 新たな会話が生まれる前に 中丸課長が戻って来た。 飛羽はしっかりと1時間の休憩を取るけど 課長は食べ終わったらすぐ戻ってくる。 役職が付くと大変だな。 私は付かなくてもいいや。 一生付くこともないだろうけど。
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