1966人が本棚に入れています
本棚に追加
夜ご飯を食べ
飛羽、柊理の順にお風呂も済ませるのは
だいたい、いつもの行動。
ただ、いつもと違うのは
「オヤスミ、柊理」
「へ?・・・・・・」
寝る時間になって
飛羽が柊理を追い出さなくなったこと。
「なに?」
「なにって・・・・
追い出さないのか?」
戦闘態勢で中腰の柊理。
両手を身体の前で受け身の姿勢を取っている。
「もういいよ。
追い出したって朝になればいるし。
私が疲れるだけだもん」
「・・・・・・・よっし!」
身体の前で構えていた手でガッツポーズしてる。
あはは、と笑いながら
飛羽は2階へと上がって行った。
彼女の存在が気にはなるが
アイツから話そうとしないし
なら、放っておくことにした。
ケンカ中ならなお更
飛羽は無関係だから。
最初のコメントを投稿しよう!