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気づいたら毎日は進んでて世界は新しいものばかりになって行きます。
でも僕はあと少しだけ新しくならないでいたいのです。
あの日
あと一歩前に足が出ていたら君は居なくならなかったのに、
あと一つ言いたいことがあったのに、
神様、あと1日だけ僕に時間をくれませんか
あと少しでいいんです。
今僕は君の痕を探しています。
あの日勇気をだせなかった僕は、今だに言い訳を続けています。
君はそっちで元気ですか?
僕はダメダメです。
あの時
僕が勇気を出して君に告白をしていたら
君はまだこっちにいたかもしれない。
向こうからくるブレーキ音と眩しい光にあとすこしだけはやく気づいていたら、
君はまだこっちにいたかもしれない。
そんな思いでいっぱいの僕はダメダメです。
でもあと少しだけダメダメでいさせてください。
まだ君のことを考えさせてください。
みんなは新しい恋とか新しい人とか
言うけれど
あとすこしだけ君のことを考えさせてください。
あとあとあと
今でも君のことが好きです。
この気持ちを消したくないから
世界がいくら新しくなっても
僕だけはこのままで
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