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「私立死別世獄高等学校」
名前を聞いて、気分が上昇した。
「え!内の学校と一緒じゃん」
微笑みながら答えた。
「はい。何でも兄弟学校みたいです。
私も初めて聞いた時は、驚きました。」
里奈は少し霊子の過去に、興味を持った。
「霊子は前の学校の事は、覚えてるの?」
それに続いて、瑠璃と波も一同が霊子に視線が集まった。
苦笑いを、浮かべいた。
「いえ、全く覚えてないんです。」
「じゃあ、何で知ってるの?」
京子は小学生が無邪気に先生に質問するかのように、聞いた。
すると霊子は、クスっと笑い答えた。
「ここに来る前に、前の学校を見て回ったんです。
その時に名前も知りました。」
「そう、だったんだ。
じゃあ、前の学校の友達とかといた方が、記憶喪失も治しやすかったんじゃない?」
少し困惑して下を、俯むいていた。
「まぁ、そうなんですけど。」
不思議そうにしていた京子に、瑠璃は答えた。
「記憶喪失は、全ての事が分からない事が多いの、だから急に色んな事を急に思い出させると、身体に過度な負担を強いる事になるから、1つずつゆっくりと思い出した方が良いからだよ。」
京子は全ての事の、疑問が分かりスッキリした顔をしていた。
「へぇ、瑠璃詳しいね。」
「私のお母さん、看護師だから。」
「あ!それで。」
里奈は聞いて良いのかわからなかったが、聞いてみる事にした。
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