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彼は以前言った。
私が特殊な病気で、治せるお医者さんが彼しかいないのだと。
では私の病気は治ったのだろうか?
ビョウキ?キミは本当にビョウキ?
え?私が病気じゃないってこと?
ケタケタケタ。さあどうだろうね?
って!貴方は誰なの!?
誰だとオモウ?
分からないから聞いてるの!
じゃあ分からないままでイイヨ。
知りたいから聞いているの!
知らなくてイイヨ。いつか分かるっテ。
今知らなくちゃいけないの!
ナンデ?
何でって…貴方が誰か分からないからよ!
だからそれはシラナクテいいって。
もういい!教えてくれなのね!
オコッテル?
ええ、とっても!
キミ声出ないのによく僕と喋れたね。
あ、そういえば…
何でだとオモウ?
それは…私が声を出していないから。
セイカーイ。じゃあどうしてボクタチは喋れるのカナ?
?……貴方が…人じゃないから…?
ケタケタケタ。バイバーイ。
あ!待って!答えを聞いてない!
バイバーイ。
オ ヤ ス ミ
あれ?これ前にも誰かに言われたような…
そこで私の意識は途切れた。
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