プロローグ

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プロローグ

"あけましておめでとうございます" それは年が明けの特別な挨拶。 その後に近所の神社に初詣に行くのが 我が家のルールだ。 この時期になると蘇ってくる記憶。 冬の匂い。肌を刺す寒さ。 遠くで聞こえる人の声。 風になびく黒いロングヘア。 透き通るような肌。 胸の高鳴り。 これは僕の初恋のお話。
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