第2話 君は幽霊になった。

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【お葬式会場】 湊家一家が揃い、 仕事仲間や職員たちそして家族に 見守りながら棺の中で眠っている湊みらいの姿が あったのだった。 【うう…湊さん…何でこんな事に…。】 一人の後輩が涙を流していた。 そう先輩は湊とはとても仲が良くて、 休憩時間でも昼休みでも楽しく会話していて、 たまに卓球したりするとても先輩には とても感謝をしている。 ちなみに後輩は24歳、湊は26歳。 湊は先輩だけどみんなからは 癒されキャラでとても真面目な先輩である。 【もう湊さんにさんには会えなくなるのは とても辛い…ありがとう。】 女性職員は涙が溢れるほどに止まらなかった。 【みらい…何で死んじゃったの? みらいの人生はもう…。】 母親が泣くと思い出しただけでも涙は 出れば出るほど悲しくなる。 【これ、私が作ったんだ。 私達の事を忘れないでね…うう…ううっ…、 うわあああああーん!うわあああああーん!!】 湊の友達の女子高校生が大号泣をしてしまった。 それから鈴が鳴ると遺族の方たちと一緒に、 合掌礼拝をした。 お葬式会場にも悲しみに包まれた 空気になってしまったのだった。
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