第3話 君に会いたい。

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【通学路】 【まどかー!】 凛はまどかの方を見て 手を振りながら走って来た。 【凛!遅すぎです。】 まどかは腕を組んでいて通学路で待っていた。 そして凛の友達の天羽まどか(あまはねまどか) 彼女も凛と同じ学校で学年は高校1年生。 【ごめんごめん! 朝からテンションが上がって来て、 つい、まどかと待ち合わせしているのを、 忘れていたよ。】 凛は両手でまどかに謝罪をした。 その時、凛の背中にいっき風が吹いて来た。 【うう…今日は何か寒いね。】 凛は辺りを見渡したが気配なんて 感じでいないのに…どうしてかな? 【凛のリアクションはとても 面白いですね!】 まどかが言うと凛は首を横に振った。 【リアクションじゃないよ! 何か誰かに見られているような 気がして。気のせいかな?】 (おっ、可愛い子見つけた! ちょっとだけ驚かしてみよう。) (風が吹く音) 【やっぱりこの風はただの風じゃないよ。 まどか早く学校に行こうよ。 私…怖いのは苦手だから…。】 凛はまどかの手を繋いで学校に行く事に。 まどかは何も感じていないのに 少しだけ疑問に思った。
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