第1話 幽霊になる前に

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【工場】 【ふぅ…結構重いんだよな。】 湊は重たい物を運んだ。 でもこれは腰に来るから結構大変なんです。 【よーし、次のお仕事だ。 暑いからってなまけるんじゃねぇよ。】 男性職員は厳しく指導した。 【はい!】 湊は返事をした。 【次のお仕事はこれだ、 廊下にある段ボールを持って、 次は空き部屋に置く仕事だ。】 【はい、あの…。】 【なんだよ…。】 【僕、まだお昼ご飯を食べていなくて…、 お仕事する前に…。】 【調子に乗るんじゃねぇよ!!! そんなに食べさせてもらいたければ、 早く仕事をするんだよ!!】 湊は【はい。】ってつぶやいた。 仕方ないので湊は頑張って働いた。 でも正直、このお仕事は辛い。 湊はそう思っていた。
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