雪だるま

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「昨日の雪やばかったよねー」 「本当にね!ちょっと積もってるしー!」 ここの街では例年より遅い初雪が降った。 私と幼馴染の響子は、塾帰りの道を2人で話しながら歩いている。 「そういえばさ!小さい頃からよく響子の家の前で雪だるま作ったよね!!」 「あぁー!やってた!! 小さい雪だるま並べてね!!」 「あの頃、ほんと楽しかったよね!!」 「ね!うちら、あの頃は勉強なんて考えなくても良かったんだもんね!」 「あーあ、受験生嫌だなぁ。」 私はため息をついた。 「たしかに… でも私はちゃんと楽しんでるよー」 「え!響子、何楽しんでるのー?」 私は驚いた。 「え、秘密ー!」 もう、気になるじゃん!
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