3人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
「昨日の雪やばかったよねー」
「本当にね!ちょっと積もってるしー!」
ここの街では例年より遅い初雪が降った。
私と幼馴染の響子は、塾帰りの道を2人で話しながら歩いている。
「そういえばさ!小さい頃からよく響子の家の前で雪だるま作ったよね!!」
「あぁー!やってた!!
小さい雪だるま並べてね!!」
「あの頃、ほんと楽しかったよね!!」
「ね!うちら、あの頃は勉強なんて考えなくても良かったんだもんね!」
「あーあ、受験生嫌だなぁ。」
私はため息をついた。
「たしかに…
でも私はちゃんと楽しんでるよー」
「え!響子、何楽しんでるのー?」
私は驚いた。
「え、秘密ー!」
もう、気になるじゃん!
最初のコメントを投稿しよう!