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シュラスさんの案内により、玄関についた。 そこには父上とシャルさん、それともう一人の女性がいた。 「お初にお目にかかります」 艶やかな長い髪はたおやかに、その髪は青く流れていた 「私(ワタクシ)」 ……目があった、 瞳には僅かに静かな知性を感じる 自信がありありと伝わってくる目線には勇敢が優雅を連れてきているのを感じとった。 ……っ! 彼女は笑んだ。 「マシュキュリング・ケラミトス・ザードと申します」 「丁寧な挨拶痛み入ります、私はマコトゥリエ・ウィンヴァッテン・ザードと申します。この度はわざわざ足を運んでいただき有り難」 「マコト、そのやり取りはもう良い……では王女殿下、部屋に案内致しますね」 と父は被せて言う。 お前……私がせっかく作法に乗っ取った挨拶をしたと言うのにっ!!!しかもわざとでしょ!! 絶っっっっ対に許さぬ! 憤☆慨! まあ付いて行くしかないのですが。 その時、 「はい、わかりました。それではマコトゥリエ様、参りましょう?」 といって手を差し伸べた。 天使かっ!? と思ったことなど欠片も表に出さぬのだがね。 「すみません、ありがとうございます。」 と言いつつ手を取って歩き始めるのだった。
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