魔闘祭が始まる

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魔闘祭当日。 「それでは、魔闘祭を開催します。」 「「「わあああああ!!」」」 学園長の開催宣言に生徒から歓声が湧く。 「では、一回戦第一試合目の2ーC1と3ーA2は控え室へ向かってください。」 この魔闘祭は各クラス2チームあり、それぞれ1、2のチームに分かれて出場する。 俺達のチームは、2ーS1となっている。 「この大会で、学園一のイケメンが決まるのか。よし、イケメン共の顔の皮膚を剥ぎ取ってやるか!」 そう言ってナイフを取り出すヒナタ。 お前、腹に剣を刺したのによく生きてるな…… なんて、こいつも一応チートだから生きててもおかしくはないか。 「じゃあ、お前の顔の皮膚も剥がさないとな。」 俺もナイフを取り出す。 「何故だ!?」 「お前、一度自分の顔を鏡で良く見てこい。」 顔だけだったら、学園一のイケメンが!
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