偶然の産物

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後ろの席に座る質問をしてきた男子生徒は、亮の右頬が赤くなっているの見て何かを感じたのだろうか、先ほどの質問に対する答えは要求してこなかった。 まだヒリヒリする右頬をさすり、亮は一人これからの高校生活への不安を感じながらも、自分が書いた本には出て来ないような先ほどの展開について、じっくりと考えてみるのであった。
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