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現状~プロローグ~
30も半ばでアイドルヲタ(ほぼ休業)。
定職にも就かず東京でフラフラ。
借金ありの独身。
まあ自分で選んでそうなったから、今更何も思わないし生きていることが不思議なわけで。
20年以上前から寝て起きて思うことは毎回同じ。
『ああまた目が覚めた。』
ずっと寝ていたいと言えばそうだし、生きていたくないと言えばそれも正解。
口癖は『早く死にたい。長く生きたくない。』
昔から言われることがある。
『優しいよね。』
これが一番言われて嫌な言葉だし、それは相手が履き違えてるだけで。
自分の事なんてどうだって良かった。今もそう。だから相手が良いならそれで良い。
たぶんその行動が優しいと勘違いされてるだけ
だからそう言われるのが嫌だった。
これはただの自己満足で隙あれば蔑んでもらえれば良いのだけれどと
ずっと寝てたいから死へと変わったのは17.8年前。
『ああ生きてなきゃ考えなくて済むわ。』
けれどもそれを実行する度胸?勇気?なんて持ち合わせてないから
だったら自己満足の生活をして下るだけ下ってしまえばいい身体も精神も
そうすればいずれ実行することもあるだろうと
死が怖くないかといえば当たり前に怖いわけで
じゃあそれは生きていたいんじゃないかといえば厳密に言えばそうじゃない。
難しいんだよねそういう考えを持つ人の内心って
だから現在。携帯も解約した。Wi-Fiがあるとのでネット見れる程度にした。
家を知ってるのは一人だけ
連絡がメルアドに来てもそれはスルー
LINEとかTwitterは一回全削除。
電気もガスも全部停めて。
ちょっとずつちょっとずつ
自分を追い込む作業。
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