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彼女いない歴9年。
寂しい冬である。
我が家の猫・きんちゃん(点々改め)の記録がまた更新されそうだ。
きんちゃんは大きな体の男の子。
白地に赤毛、背中のハート模様がかわいい子である。
ハート模様は耳や前足にもついている。
こんなにラブラブマークを体に散らしているのに、彼女はいない。
と言うか、出来ない。
何故だろう?
本人はその時期になれば熱心に集落中を歩いて彼女を熱烈に募集しているのに。
女の子がいないわけでもない。
平たく言えば。
「相手にされていない。」
この事実に彼が気づくのはいつだろう?
その時、彼はどう思うのだろう?
今日も切ない…と言うよりはもはややけくそで彼女を探す彼の声が聞こえる。
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