お次は猫。

昭和と平成の野良猫事情

そんな中で時には猫好きなニンゲンと出会ったりする。
野良猫にとっては餌やねぐらを確保できる絶好のチャンスである。
そいつを上手く手なづければ、もしかしたら家猫として安定した地位をもゲット出来る。

かくして持ち前の可愛らしさや図々しさをフルに発揮し、あの手この手でお間抜けなニンゲンに取り入る。

姐さんの場合はそんなまどろっこしい手は使わずにストレートに、

｢ワシを飼えや～、オラァ！｣

とばかりに部屋に勝手に入り込み、大の字でベッドに寝ていたが。

猫たちのアピールはいろいろ。
だが姐さんみたいのは滅多にお目にかかれない珍しいケースと言えよう。