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次の日も学校からの帰り道で、コンビニから走り去る男を見かけた。
前の日と同じように「ドロボーだ。誰か捕まえてくれ」と叫ぶ店員らしき姿が・・・。
『これって偶然』賢治はこころの中でつぶやいた。
もしかして、またあの男に公園で出会うのでは。賢治は公園のベンチで待った。
「やあ、ぼうず。早く家に帰れよ」
見知らぬ男がまた声をかけてきた。
「おじさん。昨日も同じことを言わなかった」
賢治が男の方に顔を向けると男の姿はもうなかった。
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