![4e0d5387-7423-4e8c-9888-965dbcf417a9](https://img.estar.jp/public/user_upload/4e0d5387-7423-4e8c-9888-965dbcf417a9.jpg?width=800&format=jpg)
【圭side】
その頃、職員室では
旭川青藍女子の理事長の娘の
清水千里に
説明を受ける男がいた。
男の名前は大神圭。
あのルポライター。
千里は圭より2歳上の26歳の細身の美人。
どちらかと言えば
ちょっと気が強そうにも見える。
「それじゃあそろそろ体育館に行きましょうか?先生」
「…」
「もしかしてシカト?」
「えっ?」
「あー俺のことっすか?」
「他に誰がいます?今、ここには先生とわたしだけですよ」
千里は口に手を当て目を細める。
「あー…すいません。先生なんて呼ばれるの、初めてなんで」
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