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「はい!はい!みんな席に着いて!」
「ねえ、ねえ、あゆ、あの先生マジやばい」
「近くで見るともれちゃいそお!」
「はーい!静かに!さっき朝会でも話したけど、大神先生です」
というとすぐに
拍手やら口笛やら
アタシの周りを飛び交っていく。
基本、どうでもいい
アタシだけが
この部屋の中で
唯一浮いた存在だった。
「先生はシャイな人だからあんまりからかわないようにね!」
「は〜い…」
元気のない声。
ーーえーっ?あいつがシャイ!?
ーーなわけないじゃん!
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