4.優しくて紳士、そしてイケメン

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私はカイトの座る椅子を探した。 秘密の部屋と言ってもかなり広い。 ガサガサ。 「個々ら辺に… きゃ!」 急に後ろから羽交い締めにされた。 「ど、どうしたの? 急に。」 なるべく平静を保とうとするけど、声が地味に震えてた。 「んーー、なんか美弥妃が可愛くて我慢できなかったからかな?」 え? どう言うこと? 『可愛くて我慢できなかった』? 「ちょっと意味がわからないんだけれど…」 「美弥妃はそのままでいいんだよ。 …今ドキドキしてる?」 うっ。 してるけど…。 「昔と、全然変わってないじゃなぁーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!」
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