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夜12時。
昼は天才テニスプレーヤー。
夜は天才…
『殺し屋』
として地球で過ごしている。
今日もお決まりの殺し屋の黒い服に身を包み、部屋の窓から飛び出した。
顔を隠すためのマフラー(?)のリボンが風になびく。
ライフル右手に、腰には予備の普通サイズの銃を付ける。
8㎝の高いヒールを履いているが、音もなく走る。
(てき)
家の塀に隠れながら今日の獲物を見つめる。
(アイツか。)
コッソリと家の中に入っていく。
ガチャ。
「だっ、誰だ!」
バンッ!!
「こんばんわ、ご主人。殺し屋『ミカエラ』さんじょー。依頼主の…奥さんから頼まれてきました。
もうすぐ警察が来る頃でしょう。
永遠にさようなら、アデュー!」
殺し屋ミカエラのカードを主人のお腹の上において音も立てずに飛び去った。
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