7.またカイト

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コートの隣にある、急な坂道を走り降りる。 ダダダダダダダ。 みんなの足音が重なって、とても大きな音になる。 「おーい、ひろ。 皆をちゃんとまとめるんだぞー。」 コーチはそれだけ言って、ホームコートに走り出してしまった。 「…やばい。アイツの気配が半端ない。」 私はそっと銃に手を当てた。 誰にも被害を与えないようにしないと…。
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