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8.カイトのお・し・お・き♪
「おっ。やっと目が覚めた?」
私が目を覚めたのは、ついこの間までいたあの部屋では無く、アリス国にある私の部屋だった。
やっぱり…。
戻ってきてしまったのね。
「ねぇ、チームの皆にはどう説明したの?
カイトの事も、私が銃を発泡してた事も。」
「あぁ。
それは俺が皆に消却薬をまいておいたから、美弥妃の事も、誰も何も覚えてないよ。」
そう…。
結構仲良くやってきたんだけどね…。
もうお別れしてしまったのね。
「やっと俺のものになってくれたね、美弥妃。」
甘い声で私を床ドンした。
(どうしよう…。
でもすっごく嫌なわけでもない。)
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