3.婚約
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頬が赤いのがバレないように、必死に笑って誤魔化した。 「おやおや。話はそこまで。婚約の話にまいろうかの。」 私はカイトの方を振り返った。 「あなたが私の婚約者なの!?」 自分でも何今更言ってるんだろうと不思議に思ってしまった。 「美弥妃は鈍感だね。 最初のあんな挨拶、婚約の時しかなかなか使わないだろう?」 カイトの笑顔を見て、胸が高鳴るのと、恥ずかしいので一気に体の体温が上がった。
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