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「ガサッ!
やぁ、お嬢さん。」
「わっ!
…そうだったね。カイトにだけ個々に部屋がある事を教えたんだったね。
でもそんなに驚かさないでよ。
びっくりしてドレス踏んで転んでしまったらどうするのよ。」
個々は室内の筈だけどカイトの顔がキラキラ輝いて見える。
なんて美しい顔なのかしら。
あの頃とは打って変わって、紳士的で優しいわね。
「ところで美弥妃。俺の分の椅子は用意してないの?
ひどいなぁ。ハハハハハ!」
「もう、冗談はよして頂戴。そこら辺に前追いた気がするけど…。」
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