個人製作のゲームについて

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静止画だと全然伝わらないと思うのですが、作る人は頭の中にまずこのボールがめちゃくちゃ出てきているようなイメージがあり、それを実際に作ってみながら玉の数の適正値や速度の心地よさなどを調整をしていると思います。 この、作りながらブラッシュアップをしていくという手法は非常に大事でして、 製品開発の場合は 目的・ゴール:叶えたいゲーム体験 →それを成立させるための構造要件、制約の整理 →作るためのベンチマーク・指標(自分の頭の中にあるイメージを他者に共有する手段) →構成する各要素の仕様設計 のような順番で考えるのですが、これは大規模開発の場合の手法です。 上記のような流れにしないと分業できないし、どれくらい期間や人員が必要になるかもわからないので承認者が判断できないためです。 趣味で続ける場合は、最初から考えることばかり増やしてしまうと結局一歩も進まずに終わってしまうので、まずは作ってみて、そこにアレンジをしてみて、生まれた楽しさを広げていくことがコツだと思います。 次回は、上記はゲームゲームしたゲームの話だったので、RPGのような物語性のあるゲームについて書いてみます。
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