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しかし、前述のようにRPGを成立させるためには膨大な要素が必要となるため、作るためには膨大な時間、すなわちそれは膨大な開発費(=人件費)が掛かることになるため、なかなか大手の会社以外は手を出せません。
この課題に対して、作る範囲を絞るという方向性で成功したのがチュンソフト(現スパイク・チュンソフト)という会社です。
創業者の中村光一さんは80年代中盤からゲーム業界で活躍されており、堀井雄二さんと初期のドラクエを開発しています。
チュンソフトというメーカー名が世に広まったのは1992年の「弟切草」からです。
サウンドノベルという分野を切り開き、現在もその進化系としてダンガンロンパなどの名作が生まれています。
また、1993年には「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」を発表。
こちらはローグというダンジョンを探索するゲームを発展させ、ローグライクという分野を定着させています。
結論としては、この手法を参考にします。
1. RPGで描かれる壮大なストーリ―や世界観が好き
→アドベンチャー開発支援ツールを使ってノベルゲームを作ってみる
2. レベルアップによって新しい技を覚えて強い敵と戦う成長が好き
3. ダンジョンの探索やレアアイテムの獲得といった冒険要素が好き
→RPGツクールなどの開発支援ツールを使って、ダンジョンに潜るゲームを作ってみる
次回はさらにそれぞれの開発支援ツールに触れてみます。
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