スマートフォンによるパラダイムシフトとゲーム作りの現場の変遷

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1つのゲームが会社の業績を劇的に変える時代になりました。 国内トップセールス1位の常連、モンスターストライクで有名なミクシィの業績推移をみてみると 2014/3期は売上高121億5500万円で営業利益が4億8000万円だったところが、 2015/3期は売上高1129億1800万円で営業利益が526億8600万円、 2016/3期は売上高2087億9900万円で営業利益が950億3300万円です。 2018年の国内ゲームアプリ市場は1兆3192億円と言われています。 (※CESA:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会 発表) 急速に伸びる市場に対して、社会的な責任を果たすために、法の整備や社内改善が日々行われています。 数年前に比べアイディア一本で勝負できるような世界ではなくなりましたが、景気の良い環境は多くの人に挑戦機会を与えてくれます。 かつてゲーム会社は10年下積みをして一人前。 自分が中核となってゲームを作るという打席に立つまで10年かかりました。 そもそもこの打席にすら立てない人が大半でした。 それが今では早ければ数年で中核となって活躍できます。 こういった背景もあり、いま上述のようなスマートフォンのゲーム会社には多くの人材が集まっています。     
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