スマートフォンによるパラダイムシフトとゲーム作りの現場の変遷

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スマートフォンによるパラダイムシフトとゲーム作りの現場の変遷

iPhoneが登場してから数年後、2012年にパズル&ドラゴンズが登場しました。 ネイティブアプリと呼ばれるスマートフォンゲームの台頭です。 スマートフォンの普及にあいまって爆発的なヒットとなり、2013年には各社の株価は爆上げ。 最盛期には前年の100倍になった会社もあります。 また、市場の拡大に伴い1つのゲームの売上も増加、トップセールスというランキング1位のゲームは月に100億以上の売上を出すようになりました。 1つのゲームが月に100億稼ぐというのは異常事態です。 5,000円のソフトが200万本売れたら100億ですが、200万本以上売れたゲームなんて国内で100タイトルもありませんし、しかもこれは月の売上です。 100億という金額がどれくらい桁外れなことかわかりづらいかと思いますので、映画の興行収入と比較してみますと、2017年の国内1位が美女と野獣で124億円、パイレーツ・オブ・カリビアンは67.1億円、ラ・ラ・ランドが44.2億円です。 (※一般社団法人日本映画製作者連盟 発表) 日本国内の映画のトップクラスの興行収入をわずか一ヶ月で稼げてしまう。     
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