ノガナ

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-10度でも笑顔になれると思ってはいなかった少年 本マグロ捌いた日でもいびきをかかずに熟睡できるとは思わなかったおっさん 46分遅れで出発したのに予定より早く着いたことをピザを食べながら電話するおばさん 彼女いるのに他の女と遊ぼうとする音大生 自分の知らない世界にどんどん潜り込んで行くソレに憧れて、今日はモコモコを買ってきてもらう。 流行りでS カラスも鳴かないような空虚な空間で 来るはずのない何ヶ月か後の幸せそうなワタシを想像して 過去の失敗を思い出して叫びたくなったりして 都会が-10度になったら、もしかしたらいい夢を見れるのかもしれない
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