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俺たち二人は、ギルド会員の登録をするためにギルドにやってきた。
「ようこそ、ギルドへ」
そこにいたのは、かなり可愛い金髪のお姉さんだった。
「今日は何のご用ですか?」
「えーと。今日はギルド会員の登録をしに来ました」
「そうですか。分かりました。では、この番号札を持っていてください。この番号札の番号が呼ばれたら、その時指示される場所に行ってください」
「わかりました」
俺はきれいなお姉さんに番号札を渡された。俺はそれを渡された時に「ここ銀行みたいだな」と思った。
「番号札49番でお待ちのお客様。4番カウンターまでお越しください」
「あっ、俺の番号だ。そんじゃ、シャリーナ、行ってくるわ」
「行ってらっしゃーい」
俺はさっき呼ばれた4番カウンターへと向かった。
「こんにちわ。ようこそ、ギルドへ。今日はギルド会員の登録と伺っているのですが間違いないですか?」
「はい、そうです」
「わかりました」
「それでは、手続きを始めます。まず、名前・性別・生年月日・年齢をお願いします」
「横山達也・男・2002年6月15日・16歳です」
「はい、わかりました。次に希望している職業を教えてください」
「職業は一体どんなものがあるのですか?」
「えーと、ですねー。基本的には冒険者・魔法使い・武闘家・料理人ですね」
「一ついいですか」
「はいどうぞ」
「その、職業って途中でランクアップしたりするんですか?」
「はい。ランクアップすると名前も変化します」
「そうですか。じゃあ、冒険者で」
「わかりました。それでは、あなたがどれくらいの力を持っているのか、この
水晶で確かめます」
「わかりました」
「では、この水晶に手をかざしてください」
「こうですか?」
「はい。その状態を一分ほど保って下さい」
一分経過
「はい。できました。それでは、みて見ましょう」
「見るって、どうやってですか?」
「勝手に文字が浮かびあがってきます。あっ、でてきましたね」
「どうですか」
「これは?。あなた、一体なにものですか?」
「僕は普通の人間ですが?」
「そうですよね」
「結果はこうです。戦闘力:95%・HP:85%・防御力:75%・魔法力:96%です」
この結果を言われたあと、周りの空気が一瞬静まりかえった。
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