第一章

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家に帰ると母が夕御飯の支度をしていた 今日は泣かずに帰ることができたので母に「ただいま」と伝えた 私は、自分がいじめられてることを母には話していない母がそれを知ったら悲しむからだ 「まあ!どうしたの?いつもなら何も言わないのに!」 「たまたまだよ」 「そう!良かった、おやつあるからそこで待っててね」 母が言うので私はリビングでテレビを見ていた あまり面白いニュースがやっていないが見ていると母はクッキーを焼いていたらしくお皿にはたくさんのクッキーがあった 「はい、どうぞ」 私はそのクッキーを食べる いつぶりだろうか 母の顔を見て食べるのは… ここ最近は母に顔を合わせれなかった 私が泣いている姿を見せたくなかったからいつもご飯を部屋に持ってきてもらっていた 母が嬉しそうにお皿を洗っているのを見て私は、助けてくれたお姉さんのことを思い出していた 「お姉さん…ありがとう」 私は、窓のを外を見て言った
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