第1話

6/8
前へ
/16ページ
次へ
消えた妖力の隙間に不完全な術が混ざり込み変質している 力尽くだと___まで消えてしまう だから 「お前の願い叶えてやろう」 今は 「礼はいらない」 ずっと隣で目覚めを待っている 「・・何をしに来た滑瓢」 「何って息災を訪ねにだよ  ___は私にとっても  大事な仲間なのだから」 「フッよく言う  なら___がこうなる前に  どうにかして欲しかった」 「ああ、しかしそれにしても  なかなかに欲にまみれた術式だね  ここまで絡んでいると術者本人にも  解呪は無理そうだ」 「手当たり次第力のある奴等に術をかけさせている」
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加