構成におけるクライシス

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構成におけるクライシス

 お正月も終わったことですし、たまには真面目に創作について書きたいと思います。 『創作メモ帳2018』(さりげなく2018を足しています)で構成について書きました。  起承転結が有名ですが、他にも序破急や私が教わった五部構成など実に色々あります。  今回取り上げたいのは起承転結の起、承、転の内部における構成です。  ただ四部構成だと私がうまく説明する自信がないので五部構成で書きます。  かぐや姫を五部構成で分けると、   発端:竹から生まれたかぐや、絶世の美少女に育つ。   葛藤:かぐや、群がる求婚者どもをミッションインポッシブルを与えて断る。   危機:求婚に帝まで参戦。かぐや、自分が月人であることを告白。   クライマックス:朝廷軍VSシルバー・ミレニアム。朝廷軍惨敗。   結末:帝、かぐやからもらった不死の薬を富士山の火口に捨てる。  こんな感じでしょうか。  しかし、この5つの部分の中にもそれぞれの構成が存在します。
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