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目玉焼き丼
台所にある冷蔵庫を開けてドアにある卵を2コ取り出します/ ふとみると・昨日の夕飯の残りのような魚の煮付けの残りがお皿ごとラップして冷蔵されています(ときどきお手伝いさんがつくりに来ているようです)/ せっかくなのでそのお皿からタレだけ少しもらって・フライパンを熱くしてバターとそのタレを入れるとジュッって音がしたので・卵を2コ割り落として丼にご飯をよそっていると・目玉焼きもちょうどいい感じの半熟になったので丼ご飯の上にのせます/ 面倒だったので1度に卵2コ分の目玉焼きにしたから・丼の上では白身の部分が半円の目玉焼きになっちゃったけどタレの焼け焦げた匂いが食欲をそそります/ 卵焼き丼と和尚愛用の輪島塗のお箸を炬燵まで運びます(私のマイ箸はカバンの中です)
料理してるシーンが長文というのは本末転倒です
和尚には こうして食事を作ることがたまにあります・が凝った料理は無理です
「出来ました/ 和尚 お熱いうちにおいただきましょう」
「うーむ」 分かったという意味です
「醤油はいらない思います・味をつけましたから」
和尚はふーふーしながら・お箸で黄身をちょこっとほぐすと半熟の黄身が白いご飯に混ざります
「この熱さとバターの香りと 半熟の黄身が混ざったトコがいい/ 味付けは魚の煮付けだな・よいアクセントになっている」
いつでも美味しそうな顔をして食していただけるので・そこは嬉しく思います
「これも ご飯+卵 でよいのだろうか/ 卵かけご飯 の仲間か?」
「卵 + ご飯 の料理にはなります/ でも・卵を焼いちゃっているので 卵かけご飯 ではないと思います」
「親戚ぐらいではありそうだな/ だったら ご飯+卵+焼 か」
「ご飯+卵 は食材だからよいとしても 焼 は手段だから同じ + はどうかなと」
「ご飯+(卵×焼) 」「かけ算は優先されるので ご飯+卵×焼 でもよいかなと」
「(ご飯+卵×焼) と( )で囲んでみる」「その・ココロは」
「(丼)をイメージしてみた/ 『卵焼き丼』における(丼)の存在は大きい」
確かに・牛丼も天丼も(丼)の存在は大きいものです/ 個人的には・店屋物を出前したときの(丼) には(蓋)があって欲しいです
(丼)= (丼) +(蓋) ?
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