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麻生の場合(妄コン攻略法)
いえ、攻略語るほど、受賞はしておりませんが。
書く時に、自分なりに注意して書いている事です。
まあ、妄コンに限らず、な点もアリです。
1、お題は素直に取る
今、募集中の「傘」で言うと、じゃあ「傘寿の祝いで」とか、ちょっとでも外してみたりはしない。もちろん、それで名文が浮かべばそれはそれでよし。
外したことがうまく選者に伝われば成功だけど、うまくいくとは限らない、と思う。
「傘」なら素直に雨をよける道具、umbrella、である。日傘でもいいけどね。
2、時間の流れを感じさせる
受賞作で言うと、「今も忘れない」や「凍てつく夜に」は、現在から過去、そして現在に戻る内容です。それがスムーズで、必要なシーンで、活用できた話だったと思う。
3、着地をしっかりとする
これは妄コンに限らずだけど。
中間が駄文でも、ラストがすとんと落ちると言うか、刺さる作品が受賞しているように思います。
「凍てつく夜に」は、もう一度あの女性に逢いたいと匂わせる。
「桜の木の下で見た あなたの笑顔がとても素敵で 僕は一瞬で心を奪われてしまった」は、新入社員が仕事を覚えるより女を口説くことに懸命になってしまいそうだと思う。
「お風呂のしあわせ」では、女優の卵が主役を取れることを応援する、きっとあなたなら叶うでしょう、と。
4、登場人物の名前は簡潔に
過去作で難解な読みのものもありますが……(真歩、とか)。
余程ストーリーに関係ない限り、名前は凝りません。名前だけで男女が判るようにもしています。それだけで随分文章が簡略ができますから。
妄コンの文字数は、意外と厳しいぞっ!
それに、「雨宮(あまみや・あめみや)」や「河野(かわの・こうの)」なども極力避けている、自分が読んでいて「どっちだよ」って気を取られてしまうと読むのが嫌になるからです。どうでもいい時は使うけど(本文中に一回しか出てこないとか)。
「萌絵」が、なんて読むのかと質問された時は「しまったあ」と思いましたw
まあ、そんなこんなな事を意識しながら書いてます。
でも、50以上書いて、受賞は5作品ですから( ノД`)
勝率1割……(´;ω;`)ガンバッテル。
でも語ったw まあ、参考までに、です。
ちなみに、一番最初に書いたのは、第40回「メガネ」だったようです! メモが出て来てびっくりしたwww
あ、それは削除したので、探してもないですよぉ。その後書いた「金の太陽 銀の月」に出る良さんが出て来る作品だったのでねー。完全なるスピンオフ作品だった。
そこから暫くは一所懸命書いてました。出していない回もあるけど、第57回「恋のはじまり」までは、割りとコンスタントに。
でも一個も入んねえなあと打ちひしがれて、しばし休み。
でも、水尾さんに「受賞しろ」と言われて、また書き始めたのが、第65回の「プレゼント」からですねえ。
それは2017年の年末の話でした、よく覚えてる。
年明けからは、毎回出そうと決めたので、お休みナシです、すげー麻生♪
なので去年は一回も休むことなく書き続けてました、その中で自分なりの妄コンの攻略法を押さえた感じです。
でも上記の事をやったからと言って、受賞するとは限りません。ええ、1割です……(;_;)
でも、短編を書くと言うのは、力になるかなとは思う。短い文章に伝えたい事を全て押し込めないといけませんから、それは技術の向上につながるかな。妄コンにトライするまで、短編って書いた事なかったし(掌編はあるけど)。
もちろん、文章と文字をたくさん重ねて物語を紡ぐのも力ですけどね!
さてと、これらを心に留めつつ今日はもう1個書きたいな……書きかけの仕立屋さんを……。
肩こり辛いけど(T-T)
end(2019/6/10)
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