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僕はその夜寝ることが出来なかった。あの名前も知らない女の子に魔女だと言われて信じるのか?でも目の前にたくさんの金を出したのは間違いはない。
結局僕は彼女の話を信じることにした。信じた方が精神的に楽だと思ったからだ。そこからはずっと日が昇るまで残り二つの願い事について考えた。一番に思いついたのは『自分のことを見てくれる人』だった。死ぬ前くらい自分がして欲しかったことを叶えてみようと思ったのだ。もう一つは思いつかなかった。そのうち見つかるだろう。
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