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袋の鼠となったエルフ達を狩る為に表情を輝かせながら準備を残党狩部隊の将兵が準備を始めていると最後尾を進んでいた小隊が到着し、それに気付いた将兵は準備の手を休めてその最後尾に野卑た視線を向ける。
小隊の最後尾にはエルフ兵達と優男風の魔導士と童顔の魔導士に連行されるイライザとエリーゼの姿があり、引き締まり成熟した肢体を催淫魔法と感覚増幅魔法の術式によって雁字搦めに縛りつけられたイライザはそよ風に撫でられただけで艶かしく震えてしまう程鋭敏にされた肢体をエルフ兵と魔導士による魔力の風で弄ばれながら歩かされていた。
「ふむ、中々良いコントロールですね、ですがこうすればなお良いですよ」
「……ックッ……ンンッ」
「えーと、そうか、こうすれば良いんですね、こんな風にっ!!」
「……ッアッ……クウッ」
「どうしたあ、随分汗をかいてるなあ、ほら、涼しくしてやるぜっ!!」
「……ッカッ……ハッ……ンンッ」
「おいおい、何ノロノロ歩いてんだあおい、ほらこうして背中を風で押してやるぜっ」
「……ッンアッ……クアッ」
「まだ、汗が引かねえか、だったらほら、全身に風を当ててやるぜっ感謝しなよっと」
「……ッン……ンンッ」
鋭敏さを増しそよ風にさえ反応させらてしまう肢体を魔力の風で苛まれたイライザは必死に食い縛った歯の間から蕩けた声をもらしながら歩かされ、エリーゼは零れそうになる涙を必死に食い止めながら嬲られ続ける最愛の女(ひと)の窮状を見るしか無かった。
エルフ兵と魔導士達の魔力の風に鋭敏な全身を弄ばれてしまったイライザは食い縛った口から蕩けた声をもらしながらもどうにか主力部隊との合流に成功し、エルフ兵と魔導士達は野卑た笑みを浮かべながらイライザへの責め苦を止めた。
「……ッアッ……ンッ……ンッ……カッアッ」
「……イライザ様」
漸く責め苦から解放されたイライザは精も根も尽き果てた様子で地面に崩れ堕ちると、虚ろになりかけた瞳でゼエゼエと荒い呼吸を続け、エリーゼが泣きそうな声でイライザの名を呟いているとエルフ兵と魔導士達が陥落寸前のイライザを嘲笑混じりに見下ろしながら口を開く。
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