沈む赤と影
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高校進学と共にこのアパートに引っ越してきて二年程が経つ。 初めはつまらなかったが今はそこそこ楽しくやっている。それにこのペットの金魚だってそうだ。赤いレースの様な尾をヒラヒラと優雅に揺らしながら金魚鉢のなかを闊歩している。 まるで王様のようだ。呑気にそう思ったのも束の間。自分の目的を思い出し気持ちを切り替える。 (よし。行ってきます。) バタンとアパートのドアを閉じた。
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