ホワイト・ライアー
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僕の腕の中で、真白がそう言ってニコニコと笑う。 ここまで来たら、もう全てを吐き出してしまおうか。こうなったら当たって砕けてもいい。『片思い』は、もう疲れたんだ。 僕は深呼吸をする。吐き出された白い息が、淡い朝日の光に溶けていく。ドクドクと加速した鼓動は、きっと彼女に聞こえているに違いない。 「あのさ――……」
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