殺し屋セフィラム

転校生、白里透

「昨夜、また殺し屋セフィラムが現れました！
今回は、大富豪の●○さん、独身が殺害されました。●○さんは、表は大企業の社長、裏の顔は空き巣泥棒でした。
警察もそんな彼に手を焼いていたところ、セフィラムが現れました、前回同様カードだけを残して去っていきました。」

ふふん♪
最近私がヒーローになることが多くなって来て、機嫌がいい。

「はい。僕が殺し屋セフィラムを、絶対に捕まえさせてみせます。」

なぬぅー！
私を捕まえる事など1000000000年早いわ！

誰々、『白里透vs殺し屋セフィラム』…。

なんてこったぁー！

コイツ、私の家が爆発予告を受けたときに警備してた天才少年警察官じゃねぇーかー！
幼馴染だし、厄介なことになるな。

さぁ、忙しくなるぞ！

そう言って樹里亜は部屋出た。
まさかテレビに出てる奴がここに転校してくるなんて…。