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コツコツコツ。
最初は足音がしてしまったが、だんだん足音を立てずに歩いたり走ったりする方法を編み出した。
「おお! これいいじゃん!」
私はポケットに手を突っ込んで小走りに、●●夫妻の家へ向かった。
…夫妻の家は豪邸だった。
警備もかなり…というか警備が無い。
もうすぐ12時になる…。
…ひょい。
私は生まれつきお嬢様だけど、運動神経も半端ない。
いっとき、バケモノと言われたからね。
夫妻の眠ってる寝室はすぐに見つかった。
「こんばんわぁー。
殺しますね。
…バンッ!
さようならぁー。
あっ、またカード忘れた。はい。私の名刺どうぞ。」
私はそのまま夫妻のいる寝室を飛び出して、一目散に寮へ帰った。
途中でニカブを取ってね。
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