Episode2-Her eyes-

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ここからは西島目線です。 長いツアーを終えて久しぶりに帰宅した。 まるで飼い主を待つ犬のように彼女は 玄関に座っていた。 「おかえり」 寂しかったはずの彼女が 少し潤せた目で言った。 帰って間もないのに俺は 隆「シよ」 と。 彼女は静かに小さく頷いた。 妊娠してるのに抱くのは少し躊躇したが、 この際どうでもよかった。 真っ白なシーツには 彼女のナカから溢れた禁断の蜜と 俺の欲が入り交じっていた 隆「俺の気が済むまでずっと」 そういい、何度もキスを交わせて 気の済むまで身体を重ねて なんというか、 好きでもない女になんでこんなことしてるんだろうって、少し疑問を覚え始めてきた。 俺と彼女は恋人関係でも全くない。 血も繋がらないし、 ただ俺が盗んだだけ。 そう、それだけなんだ。
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