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夏帆「そっか…うん…わかった」
もう少し若かったら泣いてすがるかもしれない。でも私がどんなにあがいても彼の気持ちを取り戻すことはできないと知ってしまっていた
涼真「ごめん」
その言葉を聞いて胸が締め付けられる
彼と過ごした2年間はなんだったんだろうとさえ思った
夏帆「じゃあ…家でてくね! とりあえずの荷物だけ持ってく。 また後で取りに来るから合鍵は持ってくね」
涼真「うん」
私はバッグに荷物を積めて家を出た
その間、申し訳なさそうな涼真の視線を背中で感じていた
思いがけなくあっさり恋が終わってしまった
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