別れ、そして始まり

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麻里子「浮気男の為に、夏帆が泣くことないんだからね。そんなのバカみたいじゃん。もう次に目を向けな」 姉さんは強かった だから頼れるんだ 夏帆「はい。そうですよね」 私から少しの笑みがこぼれたのを見ると麻里子さんはクローゼットから布団を出してくれた 麻里子「新しい家が決まるまで、ここにいていいからね」 私はすごく安堵した やっぱり姉さんは何の見返りも求めず、私を助けてくれる人だった 夏帆「麻里子さん。ありがとうございます」 本当に救われた気分だった
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